マジで心配したんだけど、今日のガリレオ第7話「予知る」。
トリック地味だしさ、素人でも予測出来る、というか「味」も「華」もないんだな。
そこで、ドランクドラゴン。
いや、塚地だけだから、ドランク。
塚地武雅、渡辺いっけいと酌み交わすところ、味だねえ。
芸の味。
塚地、走りすぎず、満点演技でいいんじゃないの。
一方、渡辺いっけい。
走っていて、ウマい。
動きがあるのにハマる役者、貴重だねえ。
だから逆に、深田恭子の人形みたいに不自然な硬い芝居も救われた(かな)。
学芸会なんだけどね。
柴咲コウ、本気で言うけど大女優の階段を登るかとすら思う。
動きも表情も言葉も、いよいよ際立ってきた感じがする。
人工的なドラマなのに、活きた人間を見ている気がした。
いそうでいない、魅力が零れてくるような女性。
福山雅治が若い彼女の滋味をさらに一層、無理なく紡ぎ出しているようだ。
楽しいね。
ドランク塚地が終局で深田を誘い出す切なさ。
深田のドラマでのキャラというか芝居ぶり、賛否両論だろうな。
あのヘタウマいや無機質な具合は、新感覚だともいえると思う。
俺は前にも書いたけど、「Dolls」(北野武監督2002年)の深田が唯一好きだな。
うーん。
今晩、酒飲んで塚地といっけいの仲間に入りたいな。
夢で。