ガリレオ福山の薀蓄と柴咲料理の味付け

 第8話「霊視る」が終わったよ。

 「実に不思議だ」そして「実に興味深い」。

 まず、一つ。

 トリックというほどじゃないけど、「科学ネタ」がありましたな。

 女性用ヘアースプレーの使用がオーディオ機器に雑音を生じさせる「ガリ」と呼ばれる現象。

 うーん。
 でも、このせっかくの「小ネタ」。
 もう少し、哀れな「共犯者」の心中を色づけることが出来れていればなあ。

 しかしアレですよ。

 前回も指摘したけれど、この第8話「霊視る」。

 ある意味、香取慎吾登場の第4話「壊死る」より物語の設定を変えてきた。

 土台からかなりの変更ですよ。

 だって東野圭吾の原作「探偵ガリレオ」ではさ、計画的殺人なのだから。

 それがドラマガリレオでは、諍いによる衝動殺人だ。

 被害者の引田博子は、やっぱりカットが少なかったけれど。

 たくませいこの全体像を知る(?)ことが出来たようにも思う。

 「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」(1977年)のリンゼイ・ワグナーを思い出してたよ。

 これ何回か再放送もされてさ。

 俺も観ることが出来たのだと思う。

 たくませいこ、もしかしてリンゼイ・ワグナーのスタイル、影響受けていたりしてね。


 ところでガリレオ福山雅治先生。

 毎回多彩な趣味を披瀝するけど、やはり今回は料理そして音楽鑑賞ですか。

 湯川研究室での実験プレゼンテーションがないかわり、冒頭から本格中華の腕を披露する。

 それに、待ってましたと渡辺いっけいが絡み、お転婆柴咲コウが跳ね回り座が華やぐという仕掛け。

 うまいね、みんな。

 今回の湯川研究室ゼミ生の面々、一番活きていたのではないかな(毎回違うメンバー?)

 実験がないかわり、湯川学准教授福山雅治のウンチクが冴え渡るのが今さら新しくもなく可笑しい。

 テレポテーションの報告例を具体的に16世紀まで遡って紹介するあたりがさ。

 NHKドラマ「タイムトラベラー」(1972年)の冒頭を思い出させる。

 アーカイブスでは分からないけどさ、アレ毎話のイントロで「不可思議な現象」が紹介されるのよ。

 当時殆ど無名だった(ハズ)筒井康隆の原作とは関係なくね。

 ウンチクがタイムトラベラーとドラマガリレオを連綿と繋ぐわけだな。


 それにしても、何というのだろう。

 原作のドラマ豊かな「犯行動機」を消して、単純な「衝動殺人」とするとは。

 料理を絡ませるところは、キレイだったけどね。

 「飼い犬」扱いなら飛田敦史、猟奇も狂気も感じさせない役どころは不運だったのかもしれない。

 「動機」に複雑さを持たせても、たくませいこ、演じ切ったと思うけどな。

 俺はそこが、惜しい。

 でもその分、製作者サイドは「湯川研究室」なり「真矢みき検視官」なり「柴咲コウ刑事」なりを。

 ふくらませる道をとったのだな。

 それはそれで、よかったろうけど。

 俺も、最後まで観たし。

 テレビ朝日の北京オリンピック野球最終予選、日本対台湾戦にさ、CMの度回してたけど。

 次回、いよいよ「転写る」らしいからさ。

 期待度も、高まるよ。

 それにしても今日の「霊視る」。

 何度も言うけど、不思議なドラマ「体験」でした。
 



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