「喰いタン2」(日本テレビ2007年)もそうだった。
前も書いたが、これ題名からして全くマークしてなかったんだよね。
知合いが「喰いタン(1)」(日本テレビ2006年)のファンでさ。
そんなことも忘れてたんだけど、たまたま土曜日の夜21時。
観てみたらハマッちゃったんだな、これが「喰いタン2」。
新聞評で「悪く」書かれていた京野ことみの怒鳴り声も俺には快感。
V6森田剛のダメ男ぶりも極めて自然に映る。
何たって「新・俺たちの旅」(日本テレビ1999年)のカースケ役だよ。
あれからも、成長している。
それにしても、SP岡田准一といいV6活躍著しいよな。
俺としては森田剛の味が好きだね。
一番は、市川実日子のキョウコちゃんだけど。
それで最近、平日の午後「喰いタン」再放送してたみたいだけど。
観たかったな。
「喰いタン(1)」観ていないんだよ。
「食いタン2」からでさ。
この時期の再放送だから、つい「喰いタン3」を期待しちゃうんだけど、どうだろう。
それにしてもドラマガリレオ。
前編と後編の最終回、かあ。
「爆ぜる」と「転写る」の合わせワザ。
「転写る」のデスマスクが、話の幕開けにくるのだろうなあ。
複数事件の同時展開にしたかったのかな。
「踊る大捜査線The Movie」(本広克行監督)1998年みたいにさ。
だと、面白そうなんだけど。
ポイントは、原子力工学科元教授の久米宏と秘書の本上まなみ、だよな。
久米はともかく。
本上まなみ。
ドラマ「陰陽師」(NHK2001年)の蜜虫が印象的だった。
NHKらしさがいい意味で、出ていたドラマ。
稲垣吾郎の安部清明が涼しい風情を体現して、本上まなみの静謐な存在と哀しいまでに調和する。
本上の素人くさいセリフ回しが、逆に新鮮にすら響く。
音楽もいい。
映画「陰陽師」(滝田洋二郎監督2001年)の野村萬斎もスズしくて良かったけど。
祐姫の夏川結衣の美しさと、瓜の女宝生舞の若い妖しさ。
特に宝生舞、淫靡な魅力を感じてしまったよ。
いやあ、あの「陰陽師」の女優たち。
柴咲コウと真逆。
だって柴咲コウ、妖しさを封印して直球勝負。
彼女は天才だから、どんな球も投げる。
そして福山雅治。
新たな貌を見せるんじゃないかな。
最終回で二人の展開も新たに進む、と俺は期待する(当然でしょ)。
「陰陽師」も「ガリレオ」も。
物語展開としては、ドラマ向きだと思うのよ。
その意味で、柴咲コウの内海薫をフィーチャーしたのはドラマ制作サイドの慧眼だったね。
そして、本家の草薙刑事。
北村一輝が颯爽と第9話「爆ぜる」に登場。
期待の多い、最終回では、あるのだよ。