しゃばけとSPと天才ガリレオ探偵

 昨日11月24日は、幸せな日だった。

 フジテレビで「しゃばけ」、テレビ朝日で「点と線」前編。

 頻繁にスイッチしながら観たけどさ。

 結局俺は、ビートたけしの「点と線」だったよ。

 このトリック、現代では笑えるほどシンプルなんだよね。

 でも、味だよな。

 それから、23時のSPだ。

 金城一紀の脚本ときたもんだ。

 俺は、ドラマガリレオのためにこれを書いているのだけれど。

 脚本が良けりゃ、まず間違えなく見れるドラマになる。
 それと、物語設定の妙があればな。

 「しゃばけ」、物語の設定が魅力的だし期待もしてたのだけど、俺ちょっとついていけなかった。

 途中から観た俺のせいかもしれないけどね。

 雨上がり決死隊の宮迫もドラマ久しぶり、楽しみではあったのだが。

 「点と線」、重厚なつくりだった。
 俺、だいぶ昔に原作読んでるんだけど、筋を追うのに苦労したくらいだったよ。

 やはり前(「張込み」)より更に、ビートたけし良かったんじゃないか。


 SPねえ、23時という時間帯の連続ドラマは正直、厳しい。

 よく見れば、いいのだけど、土曜やや深夜枠だとこちらも期待するノリが違うからなあ。
 熱烈な岡田准一ファンなら、ともかくね。

 それにしても、ドラマ低調だと言われて久しい気もするけど、それなりに皆頑張っているんだよなあ。

 でも、でもだよ。
 例えば、「太田総理・秘書田中」(金曜日20:00〜日本テレビ)。

 あの太田光の爆裂トークを楽しんでると、並みのドラマが霞んでくるのは事実。

 それから、「プロフェッショナル」(火曜日22:00〜NHK)のリアリティーの迫力。

 今なら、政治・経済問題ですらわかり易い切り口で興味深く見せる番組も多いもんなあ。

 日曜日の午前中、テレビ朝日で田原総一郎のダミ声で目を覚ますのも、いいもんだ。

 サンデー・ジャポン(日曜日10:00〜TBS)の爆笑問題もいいけどね。


 で、フジテレビ月曜日ドラマガリレオ21:00〜となるワケだけどさ。

 爆笑問題じゃないけど、福山雅治と柴咲コウのイケ具合にかかっている。

 その意味では、柴咲コウ=内海薫を草薙刑事に代えて据えた製作者の狙い、大当たりだったと思う。

 短編1話を1時間枠ドラマに拡げるわけだから。

 柴咲コウの突っ走り方も、福山雅治の受け止め具合も、ウマくいっているんじゃないか。

 あとは、渡辺いっけい、あのホノボノな味が印象に残るじゃない。

 せめてその程度には、ゲストやゲストたちの味付けを際立たせてくれても、いいかも。

 脚本福田靖の仕事に、期待だな。

 福山雅治も加わっている音楽、これはドラマを盛り立てていると俺は思う。
 



ガリレオ福山&柴咲と容疑者Xの点と線

 空に悩みはないのかな、青く明るく澄み渡る午後。

 キタノブルーは有名だけど。
 今のドラマガリレオ、福山雅治には青い空のブルーが似合う。

 柴咲コウは、バラとワインの赤。

 俺、分かるとおりの負け組なんだけど、ある人からお前まだ地獄を見ていないからな、って言われてさ。

 確かに、この青空に地獄は見えないなんて一人考える。

 ドラマに救いを求めているんだよ、テレビドラマに。

 映画もドラマも、俺テレビでしか観ないからさ。外に出て映画館行かないしレンタル店も利用しない。

 最近は、特にね。

 アツくさせてくれる何かは、(テレビ)ドラマにはないのかもしれないけれども。

 言葉の暴力も肉体のそれも、映像ドラマを通して観る(体験する)と癒される自分がいる。

 映画SAW(ジェームズ・ワン監督2004年)がそうだった。

 アノ頃は、ビデオレンタル店によく行っていたっけ。

 今SAW4が公開中なのかな。


 12月6日(木)9:00テレビ東京で「姿三四郎」かあ。

 黒澤明32歳の監督デビュー作品だったのだ。

 黒澤作品のテレビドラマ化、続くねえ。黒澤プロが版権をテレビ局に開放しているということか。

 主役のNEWS加藤成亮よく知らんけど、涼しい風貌だね。

 この前、テレビ朝日の「天国と地獄」は黒澤の中でも一番好きな作品だったから、ジッと観たけどね俺。

 佐藤浩市も妻夫木聡も及第点、てなところだった。

 現実を忘れ、もう一つの現実感覚に迫らせてくれる凄みと熱さを感じられなかった俺が悪いのか。

 トレイラー番組見ている限りじゃ、ちょっとなあ「姿三四郎」。


 今日土曜日と明日日曜日、9時からテレビ朝日の「点と線」は、少し期待しているんだ。

 石橋冠の演出、気合入ってそうだし。

 同じ松本清張原作の「張込み」(石橋冠演出テレビ朝日2002年)、再放送で観たけど。

 どこがどう、というのでもないけど最後まで観ちゃったよ。

 鶴田真由のフツーの主婦ぶりが思わせぶりでさ、でも惹かれた。

 貌の見えない犯人、田辺誠一がラスト芝居を見せる、それも良かったかな。

 緒方直人は体当たり演技というところか。ビートたけし、当り前過ぎて印象的ではなかった。

 トレーラーで散見すると、「点と線」の高橋克典の方がビートたけしに合っているのかもしれない。

 今晩どうだろうな、飽きずに最後まで観れればいいのだが。

 土・日・そして月曜だよ、ドラマガリレオ第7話「予知る」。

 福山雅治ブルーが冴えて欲しい。

 そして柴咲コウ、彩りを増す演技を期待しているからね。

 深田恭子、手塚理美みたいに目立たない役柄になるのかな。

 広末涼子みたいに、シャシャれば楽しいのかも、新感覚系で。

 犯人、容疑者Xということでラストまでラストまで明かしちゃダメだからね。

TRICKな阿部寛ガリレオな福山雅治

 ガリレオ第6話「夢想る」の次が第7話「予知る」か。

 深田恭子の正妻に桜井千寿の浮気相手とは、なんともありがちなアンバランス加減だよな。

 深田恭子というと、俺としてはDolls(北野武監督2002年)のアイドル歌手役なんだよなあ。

 ちょっと(とても?)ヘタな芝居と歌がいかにもアイドル歌手そのものでさ。
 ハマリ役だった。

 インチキくさいところが、Dolls全編を覆う原色の彩りと妙にマッチしてさ、一種魅力的ですらあるんだ。

 北野武が深田恭子をあえて起用した意味が分かる。

 塚地武雅は逆のヘタウマだから、絡みが上手いだろうな。

 ドランクドラゴンでの悲しい目を見せないで欲しいのだが。

 桜井千寿、俺テレビドラマの電車男観てないからなあ。

 伊東美咲は、個人的な意味でとても好きなんだけどさ。


 話しは違うけど、日曜の夜9時テレビ朝日で映画版TRICK2を観たんだな。

 ドラマのTRICK、特に第1クールは欠かさず観たからね。

 日曜映画劇場でTRICK1も観ていたのだけれど。

 TRICK2、それ以上に痛々しかったな。俺、最後まで観れなかった、眠くなってさ。

 阿部寛の味付けも仲間由紀恵の天然演技も嫌いじゃなくて、俺としては結構頑張ったのだけど。

 あれほど同じパターンの繰返しじゃあ、俺でも飽きる。


 天才物理学者としては、クセが強いよな福山雅治の湯川学もさ。

 そもそも、主役男女の感情的基本構造としては設定が酷似してるでしょ、TRICKとガリレオ。

 そのものだよね。

 ドラマの時は、仲間由紀恵と阿部寛のやりとりに少々ドキドキもしたのだけれどなあ。

 さてガリレオだけど、今のところ柴咲コウも頑張っている。
 福山雅治のマイペースな演技ぶりも、いい。

 でも、これからだろうな。

 演出もだけど、脚本の妙味が欠かせないと思う。

 第7話「予知る」、イジるの難しそうだよ何度も言うけど。

 ツカちゃんの独特変態味に賭けるしかないのかなあ、とも本気で思う。

ガリレオ福山ユースケ真下とパトレーバー

 ガリレオちょっと忘れて、交渉人真下正義を観た。

 9時から始まり、11時30分頃終了。

 モップガール11時15分から、テレビ朝日。

 谷原章介、佐々木蔵之介のノリだと思ってたけど、ちょっと違う。

 軽快だね。

 北川景子もヘタウマ感が俺は好きだ。

 そのまんま、女子高生だろな性格良くてそこそこ可愛いタイプ。
 友だちになれば、更に良さが見えてくる、そんな娘。

 でも、脚本弱いよ。

 楽しまそうとしてくれる演出も笑えんのだな。

 でも、観るよ。
 あと、結婚式場の場面。
 多用されるだけに、残念な仕上がり。
 屋外シーンのカメラワーク、随所にイイところあるのにな。


 で、脚本のセイにしておいたけれど、ホント言うとね。

 交渉人真下正義の読後感、じゃない観た後の印象がさ、強すぎて。

 交渉人真下正義、スピンオフっていうし。
 ユースケ・サンタマリアと水野美紀でしょ。

 地下鉄試作車乗っ取りだといってもさ。
 古畑任三郎のドラマスペシャルくらいの期待度だったワケです。

 木村拓哉がゲスト挨拶程度の出演時間、みたいな。

 ブッ飛んだな(古いか)。

 スゴいよ、掛け値なしだ。

 國村隼のTTR(地下鉄だね)総合司令室総合指令長が芝居全体を引締めるくらいが、特徴。

 だと思ってたら、そんなもんじゃなかった。

 突然登場の北野武映画でおなじみ、ヤクザ演技の寺島進。
 どうなることかと思ったら、いいアクセントになってる。

 ユースケの芝居、標準装備だけど。

 脚本が秀逸。
 クレジットによると、君塚良一は原案ということになってる。

 確かに原案、つまりドラマの構想が卓抜だよ。

 総合司令室の場面が続く。
 試作車の地下鉄らしからぬモダン、というか戦前の超特急風のフロントノーズが疾走する。

 レトロマニアックと俺は名付けたい。

 無人の運転席の点燈するインジケーター、エヴァンゲリオンだよ。

 車両基地で爆破が相次ぎ、この辺りダイハード3を彷彿とさせるかな、などと思いながら。

 俺、チャンネル変えるタイミングを計りながらも観続けていた。

 真下の交渉テクニックが続々紹介される展開と思いきや。

 犯人からのQUIZ(謎掛け)を解く展開へ。

 ドラマのQUIZ。


 一方、犯人はTTRを辞めた人間を洗い出す過程で警察ファイルの声紋と一致、特定される。

 かと思われた人間、すでに事故での死亡が確認される。

 サイコ犯なんだよ。

 踊る大捜査線歳末ドラマスペシャルの、稲垣吾郎。
 あの鬼気迫る犯人像、それをさらに変態度と知能と偏趣味力をアップさせた感じ。

 その犯人、既に死んでいる?

 フジテレビもなあ。

 ある意味、レインボーブリッジを越えている内容と造形だと思うよ。

 サイコ感覚、機動警察パトレーバー(the MOvie1989年押井守監督)の影響を受けている。

 @ 犯人が爆死正体不明。
 A 柳葉敏郎の室井監察官が終盤(事件解決直後の会見場面)静かに本庁に呼ばれる。

 謎が謎を呼ぶ展開かな。

 いや、それよりボイスコーダー音声のサイコ犯人が気になってくる。
 その人物像と狙いが。

 真下のユースケでなく、声の変態野郎を浮かび上がらせ惹き付けるワケだよ。

 嫁に、じゃない夢に出そうなムズムズ感。

 見事な映像感覚、交渉人真下正義のイメージとえらく違うよ。

 スピンオフな題名でなければ、俺絶対とっくに観てたね。

 ガリレオの福山雅治も柴咲コウも素晴らしいよ。

 唐沢寿明も良かった(惜しいが)。

 でも、あの映画交渉人真下正義のサイコな犯人造形。

 本当に、欲しいね。

 織田裕二も深津絵里もいない「交渉人」があのパワーだ。

 福田靖、お願いだから第2話以降。

 サイコな造形力を磨いてくれ。
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ガリレオ福山とコウ柴咲、北村一輝を仰ぐ

 ガリレオ第1話「燃える」が今終了した。

 面白いドラマだ。

 初めて観るという意味で(福山雅治のガリレオ口調だな)。

 いや、俺の予想のどれとも違った。

 @ 唐沢寿明の犯人、せっかくの深層心理が掘り下げられていない。

 A 福山雅治のガリレオ湯川学准教授、柴咲への好意を安易に現わし名前負けの感。

 B 柴咲コウの変わらぬ演技ぶり、最終シーン福山の講義に髪を下ろして現れ艶やか。

 C 北村一輝、アクの漲る風貌に似合わぬリアリティーが生々しいほど魅力的だ(群がる女は余計)。


 福山雅治の原作解釈、全然間違っていないし一瞬の表情(横顔そして斜め下からのアングル)がいい。

 冒頭の唐沢によるヘルマン・ヘッセの朗読も悪くない。

 真矢みきや品川祐が始めから自己紹介よろしく登場したことも、少々意外だったな。

 つまり、何も悪くない、ように思える。

 しかし、つくりが安易なんだな。

 @ 完璧な容姿の福山教授の講義、安い女子学生風大勢を集める必要は全くない。

 A その女子学生の程度に合わせるが如き福山教授の講義内容、先端科学の格好良さを演出しない。

 B 柴咲コウをキャンパスでナンパする学生の存在レベルが低すぎる。

 C 被害者の仲間集団、同じく芝居レベルが低くその意味が不明(でもあれ大泉洋でしょ)。


 もしかしたら脚本、悪くないかもしれない。

 43回目の実験成功、なんてさ。
 俺、鉄人28号誕生の成り立ちまで、思い出しちゃったよ。

 荒唐無稽ともいえる怪奇大作戦の科学的こじつけと違う原作の意味と味を尊重している。

 でもね。
 柴咲の内海刑事誕生秘話の演技や、そのタネである海外ドラマの演出。

 安さ丸出しだよ。

 山間の大掛かりな実験場シーンはさ。
 逆に安く雑然としたボロの足場や機材が、雰囲気つくるのになあ。

 時田製作所も、どこか綺麗過ぎたよ。

 お金かけたところが悉く中途半端なのが、惜しい。

 火野正平の露天風呂ドラマじゃないんだからさ。

 天才ガリレオ湯川学教授の名が泣く。

 福山雅治も柴咲コウも天才の片鱗は見せてくれたと俺は思う。

 中途半端な演出を止めてくれ。

 大学構内、暗くボロい方が人は光る。

 学生風情を描く役者たちのレベルを主役に合わせてくれ。

 しかし、あっと言う間の60分だったよ。

 アレおかしいなあ、と思いながらも退屈しないで済んだ。

 今後、いや来週に期待。

 第1話、北村一輝が一人勝ちかな。渡辺いっけいも負けない。

 対外的に比べると、医龍2に3対1で負けていたと見た。
 第1話のみ、の印象だけど。

 頑張れ。
 来週も必ず、観る。

 

北村一輝よガリレオ福山かドラゴン坂口か

 ガリレオ前哨戦が始まったな。

 3年B組金八先生か医龍2チームドラゴンか。

 一長一短、と言いたいところだが勝負あったと見た。

 内藤大助×亀田大毅のタイトルマッチじゃないけどさ。

 他局も入れてチャンネルスキャンしまくったのは、最初の30分くらいか。

 リアリティを比べればフィフティフィフティ。

 医龍2ドラマてんこ盛り、絵空事なことは素人でも分かる。

 3年B組、一見破綻がないように見える。


 それでも俺は、医龍2を観たな結局。

 荒唐無稽なんだよ何もかもが。
 医龍2を観たんだな、それでも。

 エヴァンゲリオンのノリを思い出していたよ。

 シンクロのメカニカルな設定が新鮮で格好よかったのと同様、術式描写は迫るものがある。

 金八先生武田鉄矢、衰えも発展もしていない。
 生徒たちは、皆芸達者だよな。

 学校現場だからこそリアルが必要だと俺は感じた。

 医龍2のリアルは最低限度、というか存在しない。

 夏木マリに顕著だが、舞台の芝居だよ。

 坂口憲二、相変わらずいや前回以上に何か惹きつけるものがある。
 でも芝居は一本調子。

 高橋克典のウマさがなくても見続けるんだな。


 金八先生の3年B組に欠けているもの。
 所在なさげな顔。
 突っ伏して寝ているだけのヤツ。

 でも一番不足しているアイテム(変な言い方だが)、それは「埃」だと気付いた。

 学校って、ゴミあるだろ。綿埃、パン屑、それから髪の毛の絡みついたやつ。

 それらが画面から何も感じられなくて芝居に力入れても、匂いのない料理と同じなんだよ。

 つまり蝋細工。
 画面からの映像だけが、どんどん綺麗で鮮明になっていく。

 現場感覚がなけりゃ、学校ドラマじゃないよ。
 それとも新感覚トレンディドラマを狙っているのか。

 医龍2ティームドラゴン。

 こんな医療現場があったら苦労しねえよなんて悪態つきながら、でも観てしまったんだな。

 一つは、チームらしい多士済々の役者陣。

 有得ないけど次々問題の発生するテンポ。

 術語そして映像の新奇(?)な格好よさ。

 俺たち、現実の映像として脳神経外科の福島医師やバチスタの須磨医師の神技を知っている。

 患者への対応。
 術前のシミュレーション。
 術中、不測の事態が発生した際の苛立ち。

 視聴者の俺たちは目だけ肥えているんだ。

 北村一輝の霧島軍司が一番印象的だったな。
 芝居が短い分、余計そう感じたのかもしれない。

 射るようなリアル。

 ガリレオ福山雅治のライバル、北村一輝かもしれない。

 柴咲コウが福山の魅力をどう引出すのかが、やはりポイントなのに違いない。 

ガリレオ探偵ドラマフジTVの天国と地獄

 ガリレオ。

 テレビドラマでしょ。

 ドラマというと俺、くどいけどリング(フジテレビ1995年)がダブる。

 高橋克典の雑誌記者がキビキビしてテンポいい。

 アノ頃さ。
 ビデオテープはエロの象徴物でもあり、都市伝説の道具立てとして最高だった。

 原田芳雄の大学講師は年齢的にムリありだが存在感で迫る。
 クサくて俺好きになれないけど。
 演技はつくる。

 ドラマの出来がこれほど映画を上回る例は他にないんじゃないか。

 ガリレオ、絶対映画化されると思うから言うんだけどさ。

 リングを番組欄で見た誰もがボクシングかプロレスドラマだと思ったハズだろ。

 それくらい無名の単発ドラマだったワケだな。

 番組評では誉めていたけど、まさに素晴らしく堪能出来る内容だったよ。


 ガリレオ、その点幸せだよな。

 タイトルで勘違いしるヤツはいるだろうけど、リングほどじゃないだろう。

 コラボCMも出しちゃって。

 フジテレビのやつ、社運賭けてる感じだよな。

 ドラマ月9に限らずコケっぱなしみたいだし。
 テレビ東京の犯罪ドラマの方が単発でも安定してるよ。

 テレビ朝日の金曜ナイトドラマの意欲と趣向を見習うべきかね。

 木村拓哉に縋ることも出来ないと思うよ、もうこれ以上はさあ。

 昔の選手で戦う巨人軍じゃないんだからさ。
 優勝した後、何も残らない。

 黒澤明の作品をドラマ化して9月の始めに放送してたね。

 テレビ朝日の仕事か。

 天国と地獄(1963年)。
 俺っち床の間(なもんないか)飾りたいくらい好きな作品なのよ。

 脚本の勝利だなあ。
 黒澤作品、当然だけど二度と有得ない絶妙のホンなんだよ。

 敏腕刑事の仲代達矢が犯人を追い詰めていく手法というかアイディア。

 犯人に告ぐ、に受継がれたかな。

 犯人役(医局員)の山崎努。
 仲代に劣らぬ存在感。

 でもこれがデビュー作品だったんだよね。


 テレビドラマの天国と地獄はさ。

 映画と天国と地獄ほどの差があるといっちゃ身もフタもないけど。

 佐藤浩市イイ感じね。
 阿部寛は全く仲代に及ばない(伊武雅刀も同様)。
 妻夫木聡、うん及第。

 鈴木京香、何かあったのかな。あなたはもっと女優なはずです。

 舞台を小樽に移してさ、工夫の跡ありました。

 線路上を女子中(高?)生の一群が無邪気爛漫に帰宅途中。
 妻夫木に会うため麻薬を歯に忍ばせる裕福な女子大生がすれ違う。

 そんな秀逸な場面の必然がなく浮いてしまう。
 ドラマの実力を映しているのかな。
 誰が悪いのでもなく。

 日本テレビの「働きマン」だか番宣してたけど今も。
 ツマらないってこと宣伝したいのですかい。

 ツーハンマンのノリがなきゃヤル気空回りですぜダンナ。


 山崎努じゃないけどさ。
 パンチの利いた新人発掘しようよ。

 柴咲コウ級の女優。

 蒼井優(フラガールやってたよね)。
 長澤まさみ(目標が松たかこ、なんて謙虚でしょう)。
 沢尻エリカ(話題つくるよなあ)。

 長澤まさみの世界の中心で愛を叫ぶ。
 原作に恵まれなかったよ。
 ステロタイプだ。

 沢尻エリカのパッチギ、井筒和幸監督の手柄かな。

 行定勲監督がGOで柴咲を見出し、セカチューで長澤を育て。

 クローズド・ブックで沢尻エリカを飛躍させた。

 ガリレオでも「新人」が必要なのだよ。

 実はさ、俺。

 福山雅治のことドラマ新人と看做してるのよ。
 ひとつ屋根の下、は過去の話しでさ。

 新人福山くんに期待大なのだなあ。

雅治福山とコウ柴咲のすべらない話

 ガリレオについて俺も言いたい放題だけどさ。

 福田靖の脚本なら間違いないよ。

 怪奇大作戦ファンだから彼、期待出来るんだけど。

 怪奇推理といっていいのじゃないかな、ガリレオ。

 超常現象によるとしか思えない事件を科学的に解明する。

 理屈で説明する怪奇だよ。

 福山雅治の端整な顔形だから、怪奇が際立つ。

 柴咲コウのシャープなセリフ回しが怪奇を現実に引き戻す。

 俺は勝手な妄想使いだけどさ。

 柴咲コウ、アンドロイドだと思ってる。

 アンドロイドの瞳だから逸らさないだろ。

 木村拓哉もタジタジなワケだ。

 正確に言うと、サイボーグだろうな。


 草薙素子。
 公安9課。
 攻殻機動隊(Ghost in the shell:押井守監督劇場版映画1995年)だよ。

 日本よりアメリカで評価されたといわれている。
 マトリックス(ウォシャウスキー兄弟製作:映画1999年)にも影響与えた。

 柴咲コウの演技パターンがアニメ的なのかもしれないな。

 あ、これアニメ画像にしても映えるという意味。

 アニメも漫画も俺、詳しくないけどさ。

 エヴァンゲリオン以降、ジャパニーズアニメの凄さには瞠目する。

 アニメファンならガンダム以降、と言うのかな。

 柴咲の芝居が無機質的(硬質)で、だから逆に感情を効果的に表現している。
 そうじゃないかな。

 松嶋菜々子に代表される何となく「綺麗な」女優たちと対極にあるわけだな。

 柴咲コウ、意識したキャラでなく天性のものなのかな。
 意識してやっていると言って欲しいけどなあ。

 福山雅治は徹底的に「つくる」タイプでしょう。

 「素」の自分から何から徹底的につくらないと気が済まない。
 落着かないんだよ。

 ラジオトークでの下ネタまで完璧主義だね。

 そしてつくられた横顔が欲顔に見えないところが才能なんだ。

 柴咲コウと福山雅治。

 共通しているのは、人工の美を極めるということ。

 やってくる方向が正反対とも言えるところが、面白い。

 柴咲コウは人工体。
 福山雅治は自然体。

 でも(だからこそ)本当は似たもの同士なのさ。


 話し、違うけど。

 人志松本のすべらない話(2004年12月28日第1弾)。
 単発だったのね。

 毎週だと勘違いしてました。

 第11弾が2007年9月25日(火)。

 これさえあれば俺、生きていけると思うもの。

 お笑いがドラマを信じられないくらい凌駕している。

 人志松本のすべらない話。
 松本人志の企画だけど。

 若手が「すべらない話」を披露するだけのシンプル極まりない番組なんだよね。

 それだけでウケまくる。
 芸が極まる。

 松本人志は笑いの求道者(浜田の意味よくわからん)。
 だから時に神来る。

 ガリレオにもね。
 ドラマの神様が降臨するやもしれんのだな。

 福山雅治と柴咲コウの間。

 ドラマの神々はユルユルと黄昏ているのかもな、既に。

柴咲コウと中谷美紀ふたり屋根の下

 中谷美紀のケーゾク(TBS・1999年)金曜22:00だっけか。
 ビデオも借りたし映画も観た。

 中谷美紀のデビューがフジ、ひとつ屋根の下(1993年)。
 福山雅治と共演。

 そして幾星霜(15年弱だけど)。

 柴咲コウが福山雅治と共演する日が来た。

 柴咲コウは中谷美紀の背中を見て自己のキャラを形成した筈だ。
 そうせざるを得ないもの。

 パッと見、クリソツ(本当はそうでもない)。

 中谷の天然、その反意語が柴咲のトンガリ、と言えなくもないでしょ。
 そんなキャラづくりを柴咲は心掛けた、と俺の思い込み。

 柴咲さん、賢い人だと思う。
 マネを嫌うからね。


 中谷美紀と柴咲コウの因縁(同じ事務所だもんね)を考えるとさ。
 金田一少年の事件簿みたく、殺人事件でも起こるのではないかと。

 ケーゾクとIWGPとTRICKを新感覚ドラマと俺は勝手に名付けてた。

 堤幸彦演出だよ。
 金田一少年で名を上げたと言われる。

 でも新感覚は、既に新感覚じゃない(テイストが古い)。


 柴咲コウ、そんな新感覚とは一線を画す(惑わされない)。
 それにしても難しそうだな、福山雅治とのカラミ。

 原作知っててドラマ観る場合、最大の見せ場。
 キャラ、というよかシナジー効果。

 どろろ。
 妻夫木聡とキャラぶつかり合い。

 ガリレオ、キャラの絡まり合い。

 新しい柴咲キャラが生まれるとすごいだろうな。

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