探偵ガリレオ犯人唐沢寿明の真相と解明

 ガリレオ第4話、香取慎吾がゲストかよ。

 弱ったな。
 あまり口のデカく開いた芝居、観たくないんだが。

 SMAPのレベル、決して低くはない(歌唱よりよほどマシ)。

 稲垣吾郎の踊る大捜査線(歳末特別警戒ドラマスペシャル)、白眉だったな、あのサイコ犯野郎の造形。

 草gなら黄泉がえり(2003年)の竹内結子との芝居。

 木村拓哉は進歩がないから、参考にならないが。

 香取、よく勉強しないとな。

 第1話ゲスト唐沢寿明の失礼にならないように鍛えておけ。


 第1話、福田靖の脚本。

 工員である金森(唐沢寿明)の犯人像が、東野圭吾原作のものと異なっていることに気付いているか。

 原作では、目の不自由な近親者(妹)へ自ら吹き込む朗読テープを送る優しい青年だ。

 だから、犯行に殺意はなかった。

 しかしテレビドラマでの犯人像は、違う。

 ボランティアの朗読を邪魔されることが心底赦せず、入念な準備で殺意を具現するサイコだ。

 およそ身勝手な殺人鬼なんだよ。

 その犯行動機と背景を描き切れなかったところが、第1話の瑕疵と言える。

 第2話以降、犯行と犯人をいかに意味づけ盛上げて福山雅治と柴咲コウに拮抗させるか。
 そこにガリレオのドラマとしての命運がかかっている。

 大掛かりな実験場をもってきたところなど、柴咲コウと福山ガリレオの関係性を活かす好設定。

 その金と工夫を唐沢寿明のキャラクター造形にも注ぐべきだった。


 バラエティ見てると、中居正広の方がまだマシだと思えてしまう。

 中山秀征みたいなさ。

 彼の「東京ラブストーリー」には、見るべきものがある。

 リアリティーだ。

 つまらない犯人が犯行を犯しました、みたいな結果だけは御免だな。

 古畑任三郎での古畑任三郎じゃないんだから。

 フジテレビ世にも奇妙な物語の案内役タモリが来ちまうぞ。

 俺は今、ガリレオ第1話について勝手な不満はあっても製作サイドよく頑張ったと思っている。

 原作を忠実になぞるようでいて、ドラマらしく大胆に改造してもいるものな。

 その意味で、柴咲コウの投入がカギだったが成功している。

 だが、勝負は第2話「離脱る」以降だろう。

 犯行と犯人の解釈、毎話異なることになるからな。

 だから、頭の悪い芝居は困るのさ。



ガリレオ福山&刑事柴咲R.B封鎖します

 ガリレオ開始はいいけれど明日の月曜日。

 月9時まで、もつのか俺のテンション。

 レインボーブリッジを封鎖せよ。

 踊る大捜査線だよ。

 織田裕二にこんなに感謝したことなかったな、俺としては。

 9時から12時まで3時間、映像を楽しめたんだものな。

 テレビドラマもいいけど映画もね、ってやつだな。

 3時からのドラマスペシャルの収穫。
 稲垣吾郎のサイコ犯。
 広末涼子のチンピラ娘。

 これだけで充分の贈り物さ。さすが歳末特別警戒スペシャルだ。フジテレビに感謝。
 仲間由紀恵もよく見ないと分からない出演ぶり、上手いよなあ。

 レインボーブリッジだけどさ。

 170数億円の興行収入、今でも邦画実写収入日本記録。アニメ強いけど実写はねえ、の日本らしいや。

 ラブ&ポップ(1998年)知ってるかい?
 村上龍原作の援交(死語だなあ)女子高校生をモチーフにした小説がある、その映画化作品だよ。

 庵野秀明監督。
 真面目なつくりで工夫もあるのだけれどツマラない映像になってしまった。

 女子高生の、微妙とか奇妙とか魅了とかオッと感じさせるものが皆無だったんだな。

 堤幸彦と逆ノリ。
 実写映画の文法を無視し過ぎたのだろう。

 新世紀エヴァンゲリオン(テレビ東京1995年〜96年)の庵野秀明監督の俺は大ファンだけどね。

 アニメのレベル世界一、というよりアニメつくれるの日本しかないんじゃないの?

 あ、実写の話しだけどラブ&ポップの女子高生(4人組だっけな)に仲間由紀恵がいてさ。

 水着(ビキニ)を試着して「仲間」が仲間たちに見せるシーンがあるんだけど。

 そのワンショット、若い瑞々しさと艶の微妙な体の線、これが忘れられないくらい綺麗に映える。
 本当は悪魔的な、素晴らしく良くて怖い女優だよ彼女。


 レインボーブリッジに話し、戻さなきゃな。

 君塚良一の脚本、軸があるのよ。

 ドラマスペシャルじゃ犯人に色をあてる。
 稲垣吾郎が異様に輝く。

 本広克行の演出、広末涼子を仲間由紀恵を、それぞれ本人らしく見せない。
 これが演出家の本来の仕事のハズなんだけどな。
 つまり、「名前」で仕事をさせない、ということ。

 それは、ベイブリッジを封鎖せよ、でも同様。

 「名前」つまり「芸歴」で働かせない。

 いかりや長介なんか、本当の老刑事にしか見えないもんな。
 ドリフターズでの、お笑い界全体に対する偉大としかいえない仕事を知ってるつもりの俺でさえさ。
 いかりや長介の和久平八郎刑事、実在する老刑事(でも譲らぬ信念と影響力がある)の本物に見えた。

 降臨する芸の神。

 そして君塚良一、ベイブリッジで犯人たちのキャラに力を与えない。

 リーダーをもたないアメーバ集団だから、という設定だがこの無名化、俺は成功していると見たな。

 1作目でも若造たちの誘拐犯は無名、でも小泉今日子のサイコ犯の印象かなり強烈だったな。

 ベイブリッジじゃ、変態吸血犯なんて最後の最後、岡村隆史に似てたぞあれ、なんてね。


 冒頭の演習シーンから刺激的。
 警視庁特殊部隊SAT中隊長の高杉亘、短いショットが格好良く光ってたよ。
 ちゃんちゃん、の青島刑事。おちゃめな織田裕二も自然で押し付けがましくない。

 真矢みき、ムリなくらいキャラ立たせたね。
 筧利夫が引く番だ。

 室井の監察官(警視正)が最終場面ヒーローになる構図、安直ではあるんだけど、まテーマだからね。

 テーマだテーマ。
 組織対個人。
 組織の絶対性を具現した真矢みきが失脚して、個人を尊重した室井の柳葉敏郎が立つ。

 織田裕二の青島巡査部長、組織トップが優秀なら従う、との組織性への融和発言。

 THE MOVIE。第3作、どうなるのかね。面白けりゃいいけど(本音:テーマどうでもいいよ)。

 で、今回の話しも長くなったけど。

 フジテレビの映画製作、ドル箱なんだよ。

 テレビドラマとしての、踊る大捜査線。そもそも視聴率だって期待されてなかったんだな

 ガリレオ。
 福山雅治と柴咲コウで全力投球だよ。

 唐沢寿明、やはり番組宣伝見るかぎり気合充分。

 社運賭けてると言っていい、いや言っちゃってよ。

 北村一輝、楽しませてくれ映像で。

 映画化されたら俺、絶対観に行くからさ。

 場合によっちゃリピーター確定。

 レインボーブリッジ、今度こそ封鎖しちゃいなよ。

 ガリレオ福山&柴咲の実力、甘くみてないから。

ガリレオ第1話、燃える演技のプラズマ

 ガリレオドラマ第1回、やはり「燃える」で来ましたか。

 探偵ガリレオ第1話だもんね、連作短編集の。

 バイクの轟音を撒き散らし我が物顔の若者たち。
 そんなグループの一人が、焼死した。

 頭部が突然、自然に発火したという。

 事件を担当した新人刑事内海(柴咲コウ)が捜査協力を求め訪れた人物。

 それが、探偵ガリレオと綽名される物理学准教授湯川(福山雅治)だった。

 内海の先輩、草薙刑事(北村一輝)が難事件の度、恃みとするのがガリレオ。

 ガリレオと草薙とは大学時代、バドミントン部で同じ釜の飯を食ったらしい。

 外見や性格、どこからみても共通点などない二人なのだが、と内海は思う。


 とまあ、こんな感じですか。

 柴咲コウのためにつくられた、新人刑事という設定。

 東野圭吾が公言するように、湯川准教授は佐野史郎をモデルとする。

 福山雅治と佐野史郎ときた日にゃ、藤原紀香と柴田理恵ほど違うでしょ。

 フジテレビの剛腕といえよう。

 佐野史郎の冬彦さんがブームだった頃、俺似ているって言われたっけ。
 後頭部のあたりが。
 キャバクラのおねえちゃん、マジで誉めたつもりだったのかな。

 なワケないか。
 佐野史郎は嫌いじゃないけど(内藤剛志よりもいい)、微妙。


 話を戻す。

 柴咲新人刑事は、変人独身教授福山に次第に惹かれていく。
 てなことなど微塵もなく、齟齬だけが増幅する(演出らしい)。

 そして現場を訪れた柴咲と福山は、空を見上げる幼い少女を見かける。

 事件当日の様子を語る、少女。

 あの空に赤い糸が浮いていた、と。

 福山は、物質全般に対する湯川の偏執ぶりをどう表現するのかな。
 そう、偏執キャラ。

 ペーソスで塗すのかな。

 モノに拘る湯川。
 現場近く、機械製作所に目を留め魂を奪われたかのように吸込まれていく。

 そこで言葉を交わすことになる一人の工員(唐沢寿明)。

 唐沢は福山に演技の手本を示してやる、くらいの気構えだと俺は想像する。

 プラズマだな、それこそ。

 唐沢だと思わせない渋めの芝居、イケメンの翳。

 柴咲も負けず、ワザのみせどころだろう。

 勝負のワンシーンだと思う。

 行末を暗示する意味でも。
 

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